男のヒゲ脱毛について

男性用の脱毛サロンの広告などを見ると、「ヒゲを脱毛してキレイになろう!」といった宣伝文句であふれています。

脱毛する人が増えれば増えるほど美容業界は儲かるので、あの手この手で脱毛の必要性を訴えてきます。しかし、業者の言い分ではなく、「自分がどうしたいか?」を基準に脱毛の必要性を判断すべきです。

男性のヒゲは一概にムダ毛とは言えず、きちんと手入れさえすれば不潔感もない、ごく自然な体毛です。

ただ、濃すぎるヒゲというのは確かに見た目が悪く、毎朝の手入れも大変です。長時間のヒゲ剃りによる肌荒れ、ヒリヒリ感などは、ヒゲが濃い人にしか分からない悩みだと思います。

筆者は見た目の「青ひげ感」もさることながら、毎朝のカミソリ負けの苦痛があまりにも嫌だったので、25歳を前にしてヒゲを永久脱毛しました。

つるつるにすると後悔する可能性も

美容クリニックのレーザー脱毛に一年以上通った結果、あごひげ、口ひげ、頬、首の全ての部分において、ほぼ完全に脱毛することができました。
(口周りに数本、あごに20本くらいポツポツと残っていますが、ほぼ気にならないレベルです。)

脱毛した直後は、ヒゲ剃りから開放された嬉しさ、そして見た目が爽やかで心なしかイケメンになったような気がして、とにかく毎日がハッピーでした。
ヒゲが無くなっただけで、人生が変わったとさえ思いました。

しかし…
それから10年ほど経つと、ヒゲをすべて無くしてしまったことを後悔するようになりました。

男の顔というのは、若い頃はヒゲが無い方が爽やかでカッコよく見えます。
でも30歳を超えてくると、顔が老けてオヤジ化してきます。そうなると、ヒゲが「しっくりくる」年代になるんです。

逆にヒゲが全くないと、「顔に何かが足りない感じ」になるんですね。
若くはないけど子供っぽいというか、どこかアンバランスな感じになります。

もちろん、福山雅治のように、40歳を過ぎてヒゲがほとんど無くてもカッコいい人というのはいます。
しかし、それはごく一部のイケメンだけではないでしょうか。

その他大勢の人は、年齢とともに自然とヒゲが似合う(または剃り跡が似合う)顔立ちになっていきます。
筆者も当然、その他大勢の一人だったので(一部のイケメンじゃなくて残念!)、30歳を超えた今では、ヒゲを無くさなければ良かったと思っています。

部分的なヒゲ脱毛も選択肢

ヒゲ脱毛=つるつるにする、ということではありません。
美容クリニックでは部分的にヒゲを残しながら脱毛する「ひげデザイン」という脱毛もできます。

ヒゲが濃くて悩んでいる人や、毎日の髭剃りが辛くて困っているという人は、まず頬や首などの「将来を考慮しても絶対にいらない部分」のみを脱毛すると良いと思います。
これだけでも見た目はずいぶん変わるし、毎日の髭剃りの負担も大幅に減ります。

もしあなたが20代(もしくは10代)なら、ヒゲの完全な脱毛については慎重に考えるべきです。
5年後、10年後の自分の顔を想像し、本当にヒゲが無くても後悔しないか?
一生ヒゲが生えなくなっても良いと思うか?
じっくり考えてからでも遅くはありません。

脱毛はいつでもできますが、永久脱毛をした部分は二度と毛が生えないということを覚えておきましょう。

家庭用脱毛器でのヒゲ脱毛

医療レーザーとの違いでも書きましたが、ヒゲは体毛の中で最強と言われており、現在の家庭用脱毛器ではうまく脱毛できません。

ヒゲを脱毛するなら、現状では美容クリニック(美容外科)の医療レーザーが最良の選択肢になります。
おおよその費用としては、ヒゲ全体を完全に脱毛する場合で10~15万円、部分的なデザイン脱毛で10万円前後というのが相場です。

ケノンの価格が約7万円で、ヒゲ以外の体毛すべて(陰部も一部難しいですが)脱毛できることを考えると、やはり医療レーザーは高額に感じますね。

将来的には、家庭用脱毛器でもヒゲ脱毛が可能になるかもしれません。 もしそうなったら、美容業界は存続の危機に直面するでしょう。

とはいえ、2017年現在では、クリニックを利用することがヒゲ脱毛の唯一の方法となっています。ヒゲを永久脱毛するためには、数多く存在するクリニックの中から、自分に適したクリニックを選んで処置することになります。

次のページでは、筆者の経験を踏まえて、失敗しないクリニック選びの方法をご紹介します。